8日午後は、第47回徳島交響楽団の定期演奏会に出かけ、久しぶりにクラッシックを堪能しました。
9月30日開催が、台風のため、8日に延期となっていたものです。
指揮者は、曽我大介氏。
オーケストラをぐいぐいと引っ張っていくような情熱的な指揮に、ユーモアとサービス精神もプラスされ、魅了されました。
コンチェルトはラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」
ピアノは長富彩さん。一つ一つの音を力強く明確に響かせながら、とてもなめらかに弾く姿に見とれ、その音色に聞き惚れました。
メインのブラームス交響曲第3番。哀愁を帯びた繊細な旋律、さざ波が寄せては返し、やがて高潮となって押し寄せるようなブラームスらしい重厚な響きに圧倒される見事な演奏でした。
静かな満足感にひたりながら会場を出ると、まぶしい青空にうろこ雲が広がっていました。