NHKの籾井勝人新会長が就任会見で、日本軍「慰安婦」問題について、「戦争しているどこの国にもあった」と発言したことを新聞記事で知りました。
昨年の5月に、橋本大阪市長(維新の会共同代表)が同様の発言をしたことがどんな結果を招いたのか、籾井氏は理解していないのか、それとも確信犯なのかはさておき、私は、こんな人物が公共放送の会長に就任したということが許せません。
籾井会長の発言は、「慰安婦」問題について軍の関与を認め謝罪した河野談話を継承してきた政府の立場とも、歴史的事実とも異なるものです。
このような人物を公共放送のトップにすえた政権与党の責任が問われます。