原爆の惨禍から71年  原水爆禁止世界大会開催

人類が初めて原爆の惨禍に見舞われてから、今年で71年。

6日、広島の平和記念式典の中継をTVで見ましたが、平和祈念式で湯崎知事が述べた挨拶は印象的でした。

「核兵器保有論者を現実主義者、廃絶を目指す論者を理想主義者と言う。しかし、本当は逆ではないか。廃絶を求めるのは、核兵器使用の凄惨な現実を直視しているから。核抑止論等はあくまでも観念論に過ぎない。」

原爆の惨禍と被爆者の苦しみの現実から出発すれば、核廃絶こそ「現実主義」。その通りだと思いました。

原水爆禁止2016年世界大会・広島の閉会総会では、被爆者の「生きているうちに何としても核兵器のない世界を」という願いにこたえ、「ヒバクシャ国際署名」に大きく取り組んでいくことが提唱されました。

8日からは、長崎市で世界大会・長崎が開催されます。

 

世界の平和と核廃絶の先頭に立つべき日本の政府が、戦争法を強行し、核保有国の論理で動くという現実を、私たち国民の手で変えて行こう。

原水爆禁止世界大会の成功は、平和と核廃絶を目指して行動するものに、大きな勇気と希望を示してくれるものとなりました。

(写真は、笠井亮衆議院議員のフェイスブックからいただきました)