恒例の日曜市宣伝で山田豊さんと訴えたあと、居住支部の会議に顔を出し、COOP住吉店で開催された「建労住宅デー」におじゃましました。
包丁研ぎを無料でしてもらえるとあって、様々な種類の包丁がたくさん寄せられ、男性陣は大忙し。女性陣は、受付でおしゃべりに花が咲きます。
包丁研ぎの手際をみせていただきながらお話をお聞きしました。
70歳になるという大工さんは、施主さんのお孫さんが家を建てると聞いて期待していたが、お孫さんは、ネットで大手業者に依頼され、自分のところには仕事はまわってこなかったそうです。
昔はどの家もなじみの大工さんがいて、次々と仕事があったけれども、時代が変わったとなげいておられました。
建築資材が昔とは違うので、かんなで削ったり、釘を打ったり、のみを使ったりする仕事もないと寂しそうでした。
地域で長年技術を磨いてきた職人さんが腕をふるう場がないというのはもったいない話です。
自治体が住宅リフォーム助成制度の拡充などに取り組んで、地域の職人や業者ができる仕事を増やすことが、住民にとっても助かることではないだろうか、と考えさせられました。