真の議会改革を求めて

 今日は、県議会の議会改革に関する2つの検討会議の2回目の会議が開催されました。山田豊団長が政務活動費検討会議へ、私は議会改革検討会議に参加しました。
 山田豊団長が参加した政務活動費検討会議では、事務局が改善案のたたき台を提案し、「スピーディー」に改革をすすめる姿勢をアピールしました。このたたき台を各会派が持ち帰って検討し、次回の会議で論議することとなっています。(今日のニュースでも報道されていました)
 私が参加した議会改革検討会議でも、各会派から様々な提案があり、持ち帰って検討することとなりました。(日本共産党は、すでに5月25日に議長に対して議会改革についての申し入れも行っています。)
 昨年の政務調査費の不正受給で自民党の2人の県議が辞職したのに、この5月にも不正受給が発覚。その後も市民オンブズマンから4人の県議の政務活動費に対する監査請求が出されています。議会改革はまったなしです!
 ところが、この議会改革の2つの検討会が4人以上の会派を正式会員とし、日本共産党など3人以下の少数会派はオブザーバー扱いです。オブザーバーも提案や発言が認められていますが、議決権はありません。このこと自体、大きな問題です。会派の人数による差別はやめて、すべての議員が正式会員として参加し、平等な立場で検討できるように改善すべきでだということを日本共産党県議団として強く求めました。