15日(月)の県土整備委員会の視察に、地元議員として参加しました。
1日で、8ヶ所!ほとんど、県央部の工事現場ばかりです。
○ 四国横断自動車道(NEXCO西日本:吉野川に掛ける4本目の大橋)
○ 四国横断自動車道(新直轄)
○ 東部県土整備局概況説明(徳島庁舎にて)
○ 徳島阿波おどり空港機能強化事業
四国横断自動車道では、しらさぎ大橋よりさらに河口側に巨大な橋を掛ける事業で、日本共産党県議団は、計画段階から必要性と自然環境への影響から反対してきました。
賛成してきた議員からも、巨大な橋脚を何本も造ることで、河川の流れを阻害しないか、堆砂は大丈夫か、アユの遡上を妨げる心配はないのか等々、質問が相次ぎました。
橋の完成後も環境への影響調査を続けるとのことでしたが、出来上がってしまってから対応できることは少ないと思うのですが。
阿波おどり空港に3本目のデンボーブリッジを増設して機能強化をはかる工事は、18億円の巨大事業です。減り続けていた空港利用回数が、久しぶりに100万回を越えたとのことですが、外国のチャーター便乗り入れの計画も決まっていないなかで、本当に必要な工事なのか、現場を見て、ますます疑問が膨らみました。
県民の身近な道路や橋、河川の改修など、予算も人手も足らずに後回しになっている箇所がたくさんあるのに、・・・。県民にとっての優先課題は何か、考えさせられた視察でした。