本日、県東部7市町村で構成する徳島県東部地域環境施設整備推進協議会が広域整備を計画しているゴミ処理施設計画の白紙撤回を協議会会長の原徳島市長に申し入れました。
申し入れたのは、日本共産党県委員会、県議団、徳島地区委員会、徳島市議団です。
多田昭弘徳島市第一副市長、大西孝佳市民環境部長兼理事が対応しました。
ゴミ行政は、住民と行政との協力共同で粘り強く進めなければうまくいかない、真の住民参加が求められる課題だということを、私は佐那河内村で生活するなかで身を以て知りました。
一部の人々が密室で協議して決定したことを、住民に「理解していただく」などという言葉で押しつける行政のあり方では絶対に成功しないと思うのですが、徳島市との交渉でも、あくまで行政が決めて住民に理解してもらうという姿勢を感じました。
佐那河内村にゴミ処理施設を建設するということは、隣接する上八万地域や多家良地域なども影響を受けることとなりますが、パブリックコメントを募集する以外、隣接地域の住民に対する説明会などは予定されていません。
隣接地域には同時進行で住民の意見を聞くなどの対策が必要ではないかとの指摘に対して、副市長は、「今は、佐那河内村での議論の行方を見守っている段階」ではあるが、住民から要望があれば、対応するとのことでした。
徳島市民のみなさんにも、この問題を広く知らせ、声を上げてもらうよう訴えていく必要があると思いました。
(申し入れ文書全文は別掲します。写真は上村秀明さんのFBから引用しました。)